自分が出演していた作品を客席で!宙組公演「追憶のバルセロナ」

みなさん、こんにちは!マリアです。

宝塚では有名な海外ミュージカルが注目される事が多いのですが、しっかりと座付きの(宝塚専属の)演出家が、宝塚歌劇の為だけにオリジナルの作品を作るのが基本です。

宝塚は外の舞台と違って、女性だけで公演したり、舞台機構も含め特殊な部分が多いので、宝塚の特性を生かした演出が出来るのは、専属の演出家がいるおかげなんです。

お芝居かショー、どちらか片方だけを作る演出の先生もいますし、どちらもオールマイティに作る先生もいます。

そんな中で、人気の海外ミュージカルが何度も再演される事が多いのですが、オリジナルの作品でも時を経て再演される事があります。

そして、今日レポするのは、私の退団公演の作品でもある「追憶のバルセロナ」!

まさか再演されると思っていなかったので、この作品の再演が発表された途端、退団同期の皆様のLINEが盛り上がりました!

しかも、なんとこの公演の千秋楽は、私たちの退団公演の千秋楽と全く同じ日。そう、退団記念日だったんです😆

これは絶対退団同期みんなで観たい!という事で、えまおゆうさん、成瀬こうきさん、すがた香さん、紺野まひるさんで観に行く事が決まり、更にこの公演に私たち同様出演されていた美郷真也さん、立樹遥さんもご一緒する事に。

ちなみに「昨年の9月の話なのになぜ今レポ?」と思われるかもですが、最近タカラヅカスカイステージで、この公演が放送されているんです!

そういえば!と思い、ぜひスカイステージで見てほしいな〜と思ったんです。

「追憶のバルセロナ」あらすじ

時は19世紀のスペイン。バルセロナの貴族の嫡子フランシスコは、宣戦布告してきたフランス軍に立ち向かうべく、親友のアントニオと共に戦場へと向かう。

激しい戦闘の末、フランシスコは瀕死の重傷を負うが、旅芸人一座の娘イサベルの献身的な介抱によって一命を取り留める。

一座と行動を共にしながらも、フランス軍に占領された祖国の現状を憂うフランシスコは、カーニバルの賑わいにまぎれバルセロナへと潜入。

そこで彼が目にしたのは、いまやフランスの協力者となったアントニオと、彼の妻となったかつての許嫁セシリアの姿だった……

祖国の誇りを取り戻すため立ち上がる青年の、愛と戦いの物語がはじまる。

正塚先生との思い出

作、演出は正塚晴彦先生

先生の作品はとにかくナチュラルさが求められ、本当に自然にセリフが出てくるようにこだわって演出されます。

先生が度々お手本を見せてくださるのですが、先生が演じる男がとにかくカッコよくて、先生が演じる女性が本当に素敵で、学ぶことの多い稽古場でした。

退団する時に正塚先生に「千咲、お前たちは退団してからも、ちゃんと宝塚観に来いよ。後輩たちがどんな舞台を作ってるのか、自分がいた場所がどうなっていくのか、しっかり見届けていけよ」と言われた事が心に残っています。

先生!今もしっかりヅカオタとして観劇し続けてますよ(笑)

ボソッと話す事が深い一言だったり、凄くシュールで面白かったり、とってもお世話になった大好きな先生です。

「追憶のバルセロナ」作品の感想

実際に客席から、自分たちが出演していた作品を観るのは不思議な気持ちでしたが、正直私たちが出ていた時よりもめちゃくちゃ面白い‼︎って思いました(笑)

幕間に楽屋に行き、正塚先生にも「先生!この作品めちゃくちゃ面白い!」ってご一緒した上級生の皆さんが口々に伝えていました。

退団公演でもあり、思い入れが深い作品だからか、自分が出ていた場面、着ていた衣装、その時の思い出なども一気にフラッシュバック

プロローグのロマ(旅芸人一座)のダンスから祭りの場面は、全国ツアーで人数が少なかったけど、華やかでワクワクして思わず体が動いてしまうほどでした(笑)振付って覚えてるものですねー😊

ところどころ変更されてる場面はありましたが、台詞や楽曲はほとんど変わってなかったです。

主人公であるフランシスコと彼を取り巻く貴族の人々と、対照的なロマの人々
それぞれの生き方、時の流れや状況によって変わっていく人の心

今だからこそ分かるこの作品のメッセージや、客席から観ることで分かったそれぞれの役の心などがあって、本当に面白かった〜

コミカルな場面も多いし、男同士の友情や仲間との絆、そしてラブストーリーと盛り沢山の内容をギュッと、テンポ良く、かつ自然に描かれていてあっという間の時間でした。

ラストのフランシスコとイサベルのデュエットに拍手喝采👏
キュンキュンしましたー!ときめきチャージ!

「追憶のバルセロナ」キャスト別の感想

フランシスコ(真風涼帆)

これ、ご一緒した方々が皆さん仰ってましたが…

とにかくカッコ良すぎ!真風さんにバックハグされたい!ってそれはもう幕間に大はしゃぎ(笑)

下手するとこの役って、軟弱に見えたり、優柔不断に見える可能性があると思うのですが、心の動きもとても自然に表現されてました。

貴族のスッとした軍服姿もカッコ良いし、記憶を失くして苦悩する表情は色気があって素敵だし、本物の男性より遥かに男前でした!

イサベル(星風まどか)

まどかちゃん(星風まどかさん)は普段は愛らしい、おっとりとした雰囲気なのに、役に入ると、案外こういう男勝りな役とか、低音で話す大人の役が似合います。

歌もお芝居も上手いので、オールマイティなトップ娘役さんだなーと感心します。

黒塗りもよく似合っていて、いつか黒塗りのショーで弾けまくるまどかちゃんも観てみたいなーと思いました。

アントニオ(芹香斗亜)

宝塚の男役らしい貴族のお役
キキちゃん(芹香斗亜さん)はこういう役が似合いますよねー

ひたすら見守り支え続ける役。
そりゃこんな人が側で慰め支え続けてくれたらセシリアも好きになっちゃいますよね(笑)

ゆりかちゃん(真風涼帆さん)との並びがとってもしっくりきていて、宙組のトリデンテの並びが好きです。

でも、めちゃくちゃ救いようのない悪役もいつか観てみたいなぁ。

ロベルト(桜木みなと)

私もロマの仲間の役だったし、この役はコムさんのイメージがあまりに強かったので、正直ずんちゃん(桜木みなとさん)がどう演じるのか楽しみでした。

幕開きのソロのダンスから目つきも鋭く、寡黙で厳しいけどロマの一座を引っ張るロベルトを魅力的に演じていました。
なんだかこの頃から男役の色気が増してきたように感じます。

これからが楽しみです!

フェイホオ(和希そら)

正直ソラくん(和希そらさん)のイメージ通りの役だとは思ってはいましたが、台詞の声が初演のけい(音月桂さん)の声とソックリで、かなりびっくり!

上級生の皆さんも同じ事を仰ってました。
ソラくん、芸達者で色んな声を持ってる役者さんだなぁ。

お祭りの場面で踊っている時も、ちゃんとその役として踊っていて、周りの人達と踊り方、雰囲気を違うようにしていたのも流石だと思いました。ここ1〜2年で役の幅も広がり活躍、成長が著しいので今後が楽しみです。

セシリア(華妃まいあ)

この公演が残念ながら退団公演となってしまいましたが、本当に素敵な娘役さんでした。

許婚であったフランシスコと、彼が行方不明になった後で支え続けてくれたアントニオの間で揺れ動く女性の心情をうまく表現し、歌も上手で…ただただもったいない!

でも最後に素敵な役で、彼女の魅力をしっかり発揮できた作品になったと思うので、是非また外部の舞台で拝見したいなと思いました。

という事で、感想を書いてきましたが、いかがでしたか?

やっぱり自分が出演していた作品が再演されるのはとっても嬉しい!
その時の感情も蘇ってきて感慨深いものがありました。
退団記念日に、退団同期の皆さんと一緒に、退団公演の作品を観ることが出来て幸せ。このご縁に感謝です!

ショーもめちゃくちゃ素敵だったのですが、これ以上は長くなってしまうので今回はお芝居だけでごめんなさい💦

スカイステージでも再び楽しむ事が出来たので、皆さんもぜひ見てみてくださいねー!

スカイステージについてはコチラの記事でもご紹介してます。

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