徹底解剖!宝塚歌劇団 「日本物の雪組」の魅力と今後

みなさん、こんにちは!マリアです。

100年の長い歴史を誇る宝塚歌劇団
長い歴史の中で時代と共に変化しつつ、少しずつ組が増えて成長して来ました。

これまで「花組」「月組」とご紹介して来ましたが、今回はその第3弾、私も在籍していた「雪組」について詳しく触れていきます!

私も初舞台が雪組、そして配属、退団するまで雪組だったので、とっても思い入れのある組です。

昨年は雪組設立95周年で『大雪組会』が開催され、雪組に所属していたOGが集まる同窓会のようなものがあって、とっても幸せな時間を過ごしました!

昔から「日本物の雪組」と呼ばれ、日本物作品の上演が多く、着物の着方、所作、立ち回りなども得意としています。

また、今日の宝塚において人気の演目のひとつである『エリザベート』の初演が上演されたほか『ルパン三世』や『るろうに剣心』などのマンガ原作の作品でも新境地を開拓しています。

さぁ、そんな雪組を徹底解剖して行きましょう!

宝塚歌劇団 雪組の基本データ

組カラー : グリーン
組長 : 奏乃はると
副組長 : 千風カレン
組の人数 :  72名(2020年9月現在)
組の創立:1924年(この年に宝塚大劇場の開場に合わせて新設され、「雪月花」にちなんで『雪組』と名付けられました)

宝塚歌劇団 雪組のトップスターコンビ

トップスター:望海風斗(89期生)

トップ娘役 :真彩希帆(98期生)

だいもん(望海風斗さん)は2014年に花組から雪組に組替えし、2番手として活躍

きーちゃん(真彩希帆さん)は初舞台後に配属されていた花組から2014年に星組へ
その後2017年に雪組へ組替え

前トップコンビの早霧せいな・咲妃みゆからバトンを受け継ぎ、2017年7月24日付けで2人同時に雪組トップコンビに就任

『ひかりふる路〜革命家マクシミリアン・ロベスピエール〜』
『SUPER VOYAGER!-希望の海へ-』
でトップコンビお披露目公演を果たしました。

2人は花組時代に共演した宝塚スカイステージの番組で「ファントム」の名曲「Home」をデュエットして、その歌声、ハーモニーが格別美しかった事はあまりに有名

この話は、違う組でまた巡り合ってトップコンビを組んだ運命の2人にとって欠かせないエピソードとなっています。

常に高みを目指し、全てにおいて高い舞台技術を持ち、観客の想像を遥かに超える舞台を観せてくれたトップコンビ

既にもう退団日も決まり、コンサートやミュージックサロンが終わると、現状発表されているのは残り一作

宝塚で1番人気の組、1番人気のトップコンビとして、沢山の方々に惜しまれながら有終の美を飾る2人

最後までレベルの高い舞台を観せてくれると思うので楽しみです!

宝塚歌劇団 雪組の主要メンバー

彩風咲奈(93期生) ※次期トップスターに決定

既に発表された通り、次期トップスターに決定した咲ちゃん(彩風咲奈さん)
順当に確実にトップスターへの道を進み続けた印象ですね。 

新人公演では5度も主演を務めて、下級生の頃から雪組の御曹司として将来を期待されていましたが、逆にそれがプレッシャーでもあったのかなと今は思います。

2番手時代でかなり幅広い役にチャレンジし、もうトップになる準備は整っているので、どんな雪組を作ってくれるのか、楽しみに注目していきたいと思います。

彩凪翔(92期生)

舞台に立っているだけで絵になる。そんな男役って本当に貴重な存在

翔くん(彩凪翔さん)のような男役として経験と実績を重ねた、その人にしか出せない男役の美学を持ってる上級生が、雪組を支えているのは間違いないと思います。

ただ次期トップスターも発表され、今後について様々な憶測が飛び交っていますし、翔くんのこれからの扱いについてもかなり気になりますよね。

ディナーショーも無観客のライブ配信ではありますが、翔くんの培ってきた男役としての魅力を存分に見せてくれる事を期待しています。

朝美絢(95期生)

2017年に月組から雪組に組替えして、もう3年が経ってるんですねー

私的にはもうすっかり雪組に馴染んでいるし、組替えしてきた事を忘れてました(笑)

何より雪組に来てからのあーさ(朝美絢さん)は物凄い成長というか進化に目を見張るばかりで、華やかさに実力も備え、あーさの魅力が爆発してるなーって感動しています。

地上波に出演してもTwitterで話題になるほどのイケメンっぷりを発揮し、朝美絢の沼にハマる人が続出中!

今後の新星雪組ではきっと更に責任あるポジションに上がっていくのでは?と思っています。

楽屋で話していても本当に良い子でとても応援したくなるあーさ

さらなる活躍を楽しみにしてます。

綾凰華(98期生)

星組にいた頃から、なんてお芝居が出来る子なんだろうと注目していて、阿弖流為の時にこっちゃん(礼真琴さん)もあやなちゃん(綾凰華さん)の事を褒めてて、本当に凄くいいお芝居する子だから、組替え残念だねって話したのを覚えています。

2017年に雪組に組替えしてからは、雪組の主要スターとして、新人公演の主演や、ショーでも立ち位置を上げ、星組時代よりも格段に活躍の場を広げています。

次はやはりバウ主演が来るんじゃないかなーと予想してますが、まずは立て続けにミュージックサロン、ディナーショーに主演するので、楽しみにしています。

縣千(101期生)

雪組に配属されてから常に注目され、新人公演でも主要な役がつき、ショーでも得意なダンスで目立っていたあがちん(縣千さん)

『凱旋門』で新人公演初主演を務めてから、グッとお芝居が良くなり『ファントム』の新人公演のキャリエールは涙を誘いました。

持ち味は『陽』のキャラクターだと思うのですが、芸風は割と男臭いあがちん

ダイナミックな男役としてもっともっと活躍していくと思うので、とても楽しみです。

潤花(102期生)

宙組への組替えですが、一応現状は雪組なので、こちらでご紹介しておきますね。

配属されてすぐショーなどで目立つポジションにいましたし、新人公演や別箱でもヒロインを立て続けに務めていたので、完全に咲ちゃん(彩風咲奈さん)の相手役だと思っていたら、まさかの組替え

番狂わせが面白いのが宝塚の人事

宙組の夢白あやちゃんとのトレードなので、きっと宙組では2番手の娘役として、宙組でも活躍されるのだと思います。

順当にキキちゃん(芹香斗亜さん)の相手役として今後トップに進むのか、はたまた組替えでさらに別の組に行くのか。

娘役人事は特に水ものなので今後も潤花ちゃんから目が離せません!

今後の雪組はどうなる?

もう次期トップコンビも発表されたので、後はその周りを支えるメンバーのポジションですね。

翔くん(彩凪翔さん)が2番手として、一期違いで下級生の頃から共に切磋琢磨しながら歩んできた咲ちゃんを支えるのか?

それとも勢いもあって成長著しいあーさ(朝美絢さん)が2番手に上がるのか。

宙組から組替えの夢白あやちゃんはきっと2番手の娘役として雪組でも活躍されると思います。

ただ、トップ娘役・2番手娘役が組替えして来てしまうと、元々雪組で頑張っていたみちるちゃん(彩みちるさん)などが今後どうなるのかが心配です。

トップスターが退団する時は、タイミング的に退団者が多くなる傾向なので、それによっては、やはりまた組替えとかで調整する事もあるかもしれないですね。

さて、今日は雪組について徹底解剖してきましたが、いかがでしたか?

次回は星組について触れて行きますのでお楽しみに!

Mahalo!(ハワイ語で「ありがとう」)

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