よく耳にする宝塚の「お茶会」って一体どんな会?今と昔の違いも解説!

みなさん、こんにちは!マリアです。

今日は宝塚を好きになってまだ日が浅い方、初心者の方によく質問される宝塚の「お茶会」について詳しく解説していきたいと思います!

(ちなみに上の写真はあくまでイメージですのでご了承を…笑)

コロナ禍の今、お茶会は開催されていませんが、また状況が落ち着いたらきっと開催されると思います。

「お茶会」という言葉は知ってるけど、実際どんなものなのか、どんな場所で、どんな事をしているのか、参加方法などお話していきますね。

ちなみに昨日公開したYouTube動画もありますので、ブログと合わせてご覧いただくと二度美味しいと思います。文字と動画では伝えられることが違うので。
元タカラジェンヌが解説!よく聞くけど…宝塚の「お茶会」ってなーに?

では、はじめましょー

宝塚の「お茶会」とは?

宝塚のお茶会とは?

タカラジェンヌそれぞれのファンクラブが自主的に開催する、タカラジェンヌを囲んだファンの集い✨いわゆる「ファンミーティング」のようなものです。

これが本当にファンクラブイベントなのに、イベント会社顔負けの素晴らしい仕切りにびっくりするほど

ファンの皆さんの満足度も高く、とてもクオリティの高い会になっています。

お茶会はいつどこで開催されるの?

お茶会はいつ?どこで?

基本的にお茶会は、その生徒が公演中の土日どちらかに開催されるものです。

土日という事は2回公演の終演後
いやぁー、スケジュール的にかなりハードですよね💦

でもやはりお茶会に参加されるお客様のことを考えると土日が1番多くの方が参加しやすいですからね😊

場所は公演してる劇場近くのホテルの宴会場やイベント会場、レストランやカフェなどを貸し切って行われます。

お茶会の参加人数や規模によって様々ですが、基本的には丸テーブルに数名ずつ座る「テーブル形式」が多いです。
ただし、1,000名規模が参加するようなトップスターや人気のスターだとテーブルは配置せず椅子をズラリと並べる「シアター形式」になります。

テーブル形式だと「お茶会」というだけあって、デザートやドリンクが用意され、そのお茶会限定のメッセージカードやお土産が席に用意されているのが一般的です。

でも大好きなスターさんを前に、デザートやドリンクをゆっくり楽しむのも難しいかもしれないですよね。

出来る限り目に焼き付けたい!少しも話を聞き逃したくない!
と皆さん大好きなスターさんに会う事を楽しみにこられてるので😊

お茶会ってどうやったら参加出来るの?

お茶会への参加方法

基本的に大前提として、その生徒のファンクラブに入っている人たちにお茶会の案内と申込書が送られます。

どうしてもお茶会に行きたい場合は、お目当ての生徒のファンクラブに入るのがオススメです。

またファンクラブに入っていなくても、友達がファンクラブに入ってる場合は同伴して参加する事が可能です。
まわりにファンクラブに入ってる友達や知り合いがいる場合は、聞いてみるのも良いと思います。

ファンクラブに入る方法としては

・劇団の好きな生徒宛にお手紙を送りファンクラブに入りたい旨を伝える
・劇場前でチケット渡てるファンクラブのスタッフに声をかけて入会用紙をもらう
・既に入会してる友達や知り合いに紹介してもらう

この3点かなと思います。

お茶会ってどんな事をするの?

お茶会の内容

まずはご挨拶から始まり、皆さん今出演している「公演の話」を必ずされます。
作品について、役について、自分が関わるその他の出演者についてなど、舞台の裏話や失敗談や感動秘話などが聞けるので、これだけでも価値がありますね。

そして公演以外の「プライベートの話」
舞台以外でハマってる事や、プライベートの面白エピソード、誰かと食事に行った時の話しなど、これまたここでしか聞けないエピソードが飛び出します。

さらに「歌のプレゼント」
贅沢なことに、集まってきてくださったファンの皆さんの為に生歌を披露してくれるスターさんがほとんどです。公演の曲や、お気に入りの曲を歌うことがほとんどです。幸せな時間ですねー

その他は「ゲーム」「クイズ大会」「握手」「記念撮影」など、それぞれのファンクラブでファンの皆さんと生徒が一緒に盛り上がって楽しめる企画を用意されます。

司会もファンクラブのスタッフの方が担当されますが、最近のスタッフの方はプロの司会者並みに進行がうまくて、生徒の話もうまく聞き出してくれると話題です😊

注意点として、近年のお茶会は「レポ禁」になっている会がほとんどです。
SNSでお茶会の写真や内容を発信する事を禁止されてる場合が多いので、ルールはしっかり守って楽しんでくださいね。

今と昔のお茶会の違い

お茶会の昔と今

私が在団中のお茶会は、生徒同士でお茶会に飛び入りでご挨拶に行くのが普通でした。

当のご本人にはサプライズで遊びに行きます。
公演で関わってる方、仲の良い上級生の方のオチの日程をファンクラブの方に確認して、1人、もしくは何人かで会場に行き
「ここでゲストが来ていまーす」
と呼ばれたら会場に入って、差し入れを渡したり、みんなで手作りしたプレゼントを渡して、少しトークをして帰るというものでした。

お茶会の最中に色んな生徒が遊びに来るので、ファンの方も誰が来るのか、どんな事を話すのか、また生徒たちの素顔も垣間見れるので、とても楽しかったと言ってました。

今は各生徒が昔以上に色んなお仕事で忙しく、こういう交流も負担にならないようになくなっていったのだと思いますが、私たちの頃は毎公演の楽しみだったので良い思い出です。

さて皆さん、今回はお茶会についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

オリジナルグッズの販売があったり、その場にいた人にしか体験出来ない特別な夢の時間なので、お茶会に参加出来る機会がきたら、ぜひオシャレをして至福の時間を楽しんでくださいね。

Mahalo!(ハワイ語で「ありがとう」)

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