みなさん、こんにちは!マリアです。
100年以上の歴史を誇る宝塚歌劇団
長い歴史の中で少しずつ時代と共に変化し、組も増えてきました。
そこで前回は宝塚で1番最初に誕生した「花組」について詳しくご紹介していきました。
今回は第2弾として、宝塚歌劇団に2番目に出来た「月組」をご紹介していきますね!
月組は昔から、特に芝居に強いトップスターや助演者を多く輩出していて、かつては「芝居の月組」と呼ばれていたこともあるほどです。
専科で活動中の月組出身の方や、退団後女優として活動する方も多いですね。
また『ベルサイユのばら』『風と共に去りぬ』など、宝塚歌劇を代表する作品が初演された組も月組なんですよ。
そんな月組を徹底解剖しちゃいます!
宝塚歌劇団 月組の基本データ
組カラー : イエロー
組長 : 光月るう
副組長 : 夏月都
組の人数 : 71名(2020年9月現在)
組の創立:1921年10月15日(正確には生徒の増加によって花組と2つに分かれる形で誕生。その際に一班を花組としたため、二班だった月組は2番目に生まれた組とされている)
宝塚歌劇団 月組のトップスターコンビ
トップスター:珠城りょう(94期生)
トップ娘役:美園さくら(99期生)
トップスターのたまきちくん(珠城りょうさん)は「グランドホテル/カルーセル輪舞曲」でトップ就任、前トップ娘役の愛希れいかさんとのトップコンビお披露目となりました。
そしてその後、さくらちゃん(美園さくらさん)が「夢現無双/クルンテープ」でトップ娘役に就任、この公演が現トップコンビのお披露目公演でした。
ちなみにこの2人も生粋の月組っ子で、月組生え抜きのトップコンビです。
現在の宝塚歌劇団の中でもダイナミックで華のあるトップコンビで、海外ミュージカルが似合う2人ですが、きっとお芝居が好きで、細やかな心の動きの表現も得意だと思うので、しっかりと芝居で見せていくような作品もこれからも観たかったな〜と思います。
残念ながら既に退団発表をされているので、次回作の『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』、その次の作品(作品の内容は未発表)でしか、このトップコンビのステージを観ることは出来ません。
5年間月組を牽引してきたトップスターのたまきちくん、そして最後添い遂げるさくらちゃんの活躍を最後まで見届けたいと思います。
宝塚歌劇団 月組の主要メンバー
月城かなと(95期生)
スター揃いの95期の中でも、正統派で昔ながらの宝塚スターの雰囲気があるれいこちゃん(月城かなとさん)
雪組で培った「静」の芝居も大切にしつつ、組替えしてからは、れいこちゃんの殻を破るために用意されていたような、コミカルで振り切った役に挑戦。新しいれいこちゃんの姿がとても頼もしく思えます。
正式に2番手として羽根も背負い、本人も更に責任が重くなっていくと思いますが、2番手時代が1番いろいろと幅が広い役にチャレンジ出来るし、本当に「おいしい」時期だと思うので、とにかく今を楽しんでほしいです😊
正直、月組は人事がかなりサイコパスなので、このまま素直に次期が決まるのかは不明ですが、今後のれいこちゃんを楽しみにしています。
鳳月杏(92期生)
歌、ダンス、芝居の三拍子が揃ってる上に、男役としての色気まで揃っているチナツ氏(鳳月杏
花組に組替えした事で華やかさを身につけて、男役としてもステップアップしたと思います。
再び古巣の月組に戻り、その存在感はより大きくなり、チナツ氏がいるだけで、作品が、そして月組全体が締まるなぁと感心します。
別格スターだと思いますが…私的にはトップスターになれる華と実力を持ってると思っています!
彼女がいるだけでその作品が観たくなる。そんな貴重なスターです。
蓮つかさ(97期生)
新人公演主演も経験し「クルンテープ」では代役で責任ある場面を任されるなど、成長著しい若手スターの蓮くん
声が素敵で歌も上手い。
芝居も出来る人だと思うので、今後もっと月組を支える立場になっていくのでは?
もっと芝居でもショーでも活躍するのを楽しみにしています!
海乃美月(97期生)
新公、別箱ヒロインなど数々の作品でヒロイン経験を持ち、経験豊富で貴重な存在のうみちゃん(海乃美月さん)
実力派の娘役さんで、学年が上がっても新しい役にチャレンジして幅を広げていく姿は素晴らしいなと思います。
次期トップがれいこちゃんでも、万が一宙組からキキちゃん(芹香斗亜さん)が落下傘でも似合うと思いますが、なんせサイコパスな人事の月組さんなので💦
他組からトップ娘役も移動してくる可能性も高いので今後が注目です!
暁千星(98期生)
早くから抜擢され注目され続けているアリちゃん(暁千星さん)
でも、もうアリちゃんも研10(入団10年目)なんですよねー💦
そう考えると、95期以下のスターさん達は少し足踏み状態なのかな?と思います。
月組はトップの退団が決まってはいますが、このままアリちゃんも順調に番手が上がるのか…噂が飛び交っているように組替えが待っているのか…
アリちゃんの今後はかなり興味深いので、注目したいなと思います。
風間柚乃(100期生)
本当に新人公演内の学年なの⁉️と思うほどの貫禄があるおだちん(風間柚乃さん)
轟さんと共演していた「チェ・ゲバラ」では2番手格のカストロを演じていましたが、研15くらいに見えました(笑)
「グランドホテル」の新公(新人公演)のオットーは、研3とは思えない出来にただただ脱帽でしたし「エリザベート」の新公、代役のルキーニはもはや本役?と思うほどの完成度でした。
もはや実力的に新公外だと思っていたのですが、まだ新公内
最後の新公がどうなるかわかりませんが、おだちんならどんな役でも彼女らしいアプローチで素晴らしい舞台を見せてくれるはず。
今後はバウ主演などが待ってるでしょうし、楽しみなスターさんです。
今後の月組はどうなる?
月組に関しては、既にトップコンビが退団発表しているだけに、色々と憶測が出ていますが、なんせいつも人事がサイコパス(笑)
ファンの皆さんの間では有名ですよね。
別の記事で雪組、月組の次期について予想していますが、順当にれいこちゃんが次期になるのか、他の組から落下傘で移動してくるのか。
私的には雪組、月組の次期トップの発表に合わせて、大きな組替え発表があるのでは?と思っています。
トップが就任し、組替えがあったばかりの花組、星組以外はバランスを整える必要があると思うので、ここで大きく動かすのではないでしょうか?
月組はトップコンビが揃って落下傘の可能性もありますし、そうなると組作りも大変ですね💦
さて、今回は月組について触れて来ました。いかがだったでしょうか?
いずれにせよ、このコロナ禍で公演スケジュールを確定させる事も難しい状況なので、人事もそれに伴って決定するのが難しいでしょうね。
大きく動くかどうか。楽しみに発表を待ちたいと思います!
次回は雪組について見ていきたいと思います。
お楽しみに〜
Mahalo!(ハワイ語で「ありがとう」)
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